更新日:2026年10月10日
正負の数は中1数学で最初に大きくつまずきやすい単元です。符号のミスが残ると方程式や関数でも失点するため、足し算・引き算・かけ算を混同しない練習をすすめます。
川口元郷の個別指導塾「こだわり塾」では、わからない問題を何度も解くだけではなく、どこから理解が途切れているかを確認することが大切だと考えています。この記事では、教科書レベルの知識を実際の問題で使えるようにするための手順を紹介します。
1.正負の数は数直線で考える
+5は0から右へ5、−3は左へ3の位置です。−3+5なら、−3から右へ5動くので答えは2。数字の大小だけでなく『どちらへ動くか』を説明できることが重要です。

2.引き算は足し算に直す
−3−5は『−3+(−5)』と考え、答えは−8です。一方、−3−(−5)なら『−3+5』で2になります。引く数が負の場合に符号が変わる理由を、数直線でも確認しましょう。
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3.かけ算・わり算の符号は別のルール
(−3)×(−2)=6、(−3)×2=−6です。符号が同じなら正、異なれば負になります。足し算の感覚を当てはめないことが大切です。計算する前に答えの符号だけを決める練習も役立ちます。
4.カッコと計算順序がある問題
例:(−2)²+(−3)×4=4−12=−8です。2乗の対象が(−2)なのか−2²なのかでも答えが変わります。まずカッコ→累乗→かけ算→足し算の順で考え、途中式を省略しすぎないようにします。
5.苦手を残さない3日間の復習
1日目は数直線で加減算、2日目は加減算と乗除の混合、3日目はカッコ・累乗を含む混合問題。ミスが出たら答えを写すのではなく『どの規則を使う問題か』を言えるまで復習しましょう。
6.自分の理解度を確認するチェック表
| 確認項目 | できていればOK |
|---|---|
| 用語と基礎知識 | 答えを見ずに意味を説明できる |
| 例題 | 途中の考え方を言葉にできる |
| 解き直し | 翌日もう一度自力で解ける |
| 類題 | 数字や条件が変わっても解ける |
| 時間 | 制限時間内で正確に解ける |
7.学校ワークと定期テストでの使い方
学校ワークでは、最初に自力で解けた問題を○、解答を見て理解した問題を△、解説を読んでもわからない問題を×に分けます。△と×を重点的に練習し、わからない問題は前の単元まで戻って確認しましょう。
定期テスト直前には新しい参考書を何冊も増やすより、学校の教材と誤答ノートを見直す方が、限られた時間で課題を把握しやすい場合があります。
よくある質問
Q.マイナス×マイナスはなぜプラス?
符号の規則として学習しつつ、分配法則と整合することを確認すると理解が深まります。
Q.中2なのに正負の数が苦手な場合は?
方程式や関数の前に戻って復習する方が近道になることがあります。
まとめ
正負の数は中1数学で最初に大きくつまずきやすい単元です。符号のミスが残ると方程式や関数でも失点するため、足し算・引き算・かけ算を混同しない練習をすすめます。 一度解説を読んで終わりにせず、正しい考え方を自力で再現し、似た問題でも使えるようになるまで復習しましょう。
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