更新日:2026年10月10日
英語の単語テストでは点が取れるのに、長文になると読めない。そんな場合は『語彙』『文法』『指示語』『時間』『設問の読み違い』のどこが原因かを分ける必要があります。
川口元郷の個別指導塾「こだわり塾」では、わからない問題を何度も解くだけではなく、どこから理解が途切れているかを確認することが大切だと考えています。この記事では、教科書レベルの知識を実際の問題で使えるようにするための手順を紹介します。
1.原因① 単語の意味を文脈で使えない
単語帳で日本語訳を一つ覚えるだけでは、長文中の品詞や意味を見落とすことがあります。文中の形を意識し、動詞・名詞・形容詞の役割を確認しましょう。例文を書き、翌日に意味を隠して再確認します。

2.原因② 主語と動詞をつかめていない
一文が長いときは、まず主語と動詞を探します。例えば The boy who is playing soccer is my brother. なら、文全体の主語はThe boy、主な動詞はisです。who is playing soccerは主語を説明しています。修飾を区切るだけで意味がわかりやすくなります。
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3.原因③ it・they・thisが何を指すかわからない
指示語が出てきたら直前の名詞・出来事を確認します。『it=何となくそれ』のまま進むと、後の選択肢で誤読しやすくなります。人物や出来事が多い文章では、余白に短く矢印をつけると整理できます。
4.原因④ 一文ずつ全部和訳しようとする
長文を最初から完璧に訳そうとすると時間が足りなくなります。各段落を読んだ後に『誰が何をした』『何を伝えたい』を一文でまとめましょう。理解できない文だけ立ち止まって確認し、読む速度は精読の後に高めます。
5.原因⑤ 設問で何を聞かれたか読み違える
正しいもの・誤っているもの・本文と一致するもの、といった条件を確認します。本文にある単語と選択肢が同じだから選ぶのではなく、内容が一致するかを見ます。解答後は根拠となった英文に線を引く復習をしましょう。
6.自分の理解度を確認するチェック表
| 確認項目 | できていればOK |
|---|---|
| 用語と基礎知識 | 答えを見ずに意味を説明できる |
| 例題 | 途中の考え方を言葉にできる |
| 解き直し | 翌日もう一度自力で解ける |
| 類題 | 数字や条件が変わっても解ける |
| 時間 | 制限時間内で正確に解ける |
7.学校ワークと定期テストでの使い方
学校ワークでは、最初に自力で解けた問題を○、解答を見て理解した問題を△、解説を読んでもわからない問題を×に分けます。△と×を重点的に練習し、わからない問題は前の単元まで戻って確認しましょう。
定期テスト直前には新しい参考書を何冊も増やすより、学校の教材と誤答ノートを見直す方が、限られた時間で課題を把握しやすい場合があります。
よくある質問
Q.長文対策は音読も必要?
内容を理解した英文を音読することで語順と音声に慣れる練習になります。
Q.どのくらいの長さから始める?
教科書本文程度から始め、内容を正しく理解できたら少しずつ長くしましょう。
まとめ
英語の単語テストでは点が取れるのに、長文になると読めない。そんな場合は『語彙』『文法』『指示語』『時間』『設問の読み違い』のどこが原因かを分ける必要があります。 一度解説を読んで終わりにせず、正しい考え方を自力で再現し、似た問題でも使えるようになるまで復習しましょう。
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