更新日:2026年10月10日
中2理科の電流・電圧・抵抗は、公式を覚えても回路図で混乱する単元です。数値の意味、直列と並列の違い、単位の確認を例題とともに解説します。
川口元郷の個別指導塾「こだわり塾」では、わからない問題を何度も解くだけではなく、どこから理解が途切れているかを確認することが大切だと考えています。この記事では、教科書レベルの知識を実際の問題で使えるようにするための手順を紹介します。
1.電流・電圧・抵抗の意味
電流Iは電気の流れの大きさ(A)、電圧Vは電流を流そうとするはたらきの大きさ(V)、抵抗Rは電流の流れにくさ(Ω)を表します。名前だけでなく単位をセットで覚えましょう。

2.オームの法則V=RIの使い方
電圧6Vを加えたとき電流が2A流れる抵抗は、R=V÷I=6÷2=3Ωです。式を選ぶ前に、求めたい量とわかっている量の単位を確認します。6÷2をできても、電圧と電流を取り違えると誤答になります。
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3.直列回路は電流が共通
直列回路では、同じ経路を流れる電流は等しく、電圧は各部分に分かれます。抵抗の合計はR1+R2です。図に矢印を書いて、電流が一本の道を流れることを確認します。
4.並列回路は電圧が共通
並列回路では枝分かれした部分にかかる電圧が等しく、電流は枝に分かれます。抵抗の合成は1/R=1/R1+1/R2という関係で表せます。中学校では図や基本例題で理解し、数値を代入する練習を重ねましょう。
5.計算問題を解く5ステップ
①回路が直列か並列か確認、②求める量に印をつける、③既知の電圧・電流・抵抗に単位を書く、④オームの法則を立てる、⑤数値と単位の妥当性を確認。途中式を省略しないことが大切です。
6.自分の理解度を確認するチェック表
| 確認項目 | できていればOK |
|---|---|
| 用語と基礎知識 | 答えを見ずに意味を説明できる |
| 例題 | 途中の考え方を言葉にできる |
| 解き直し | 翌日もう一度自力で解ける |
| 類題 | 数字や条件が変わっても解ける |
| 時間 | 制限時間内で正確に解ける |
7.学校ワークと定期テストでの使い方
学校ワークでは、最初に自力で解けた問題を○、解答を見て理解した問題を△、解説を読んでもわからない問題を×に分けます。△と×を重点的に練習し、わからない問題は前の単元まで戻って確認しましょう。
定期テスト直前には新しい参考書を何冊も増やすより、学校の教材と誤答ノートを見直す方が、限られた時間で課題を把握しやすい場合があります。
よくある質問
Q.オームの法則は暗記だけで十分?
回路でどこに同じ電流・電圧がかかるか理解しないと応用問題で間違えやすくなります。
Q.理科のテスト前は何から復習する?
まず回路図の読み取り、その後にオームの法則の基本計算へ進みましょう。
まとめ
中2理科の電流・電圧・抵抗は、公式を覚えても回路図で混乱する単元です。数値の意味、直列と並列の違い、単位の確認を例題とともに解説します。 一度解説を読んで終わりにせず、正しい考え方を自力で再現し、似た問題でも使えるようになるまで復習しましょう。
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