こんにちは。川口市の個別指導塾「こだわり塾」の塾長です。
川口市立高校は、川口市内の中学生から特に人気の高い公立高校です。
当塾でも、領家中や南中をはじめとする川口市内の中学生・保護者から、次のようなご相談を多くいただきます。
- 「内申点はいくつ必要ですか?」
- 「入試本番で何点取れば合格できますか?」
- 「中学1年生から何をしておくべきですか?」
最初に結論をお伝えすると、川口市立高校普通科を目指す場合、こだわり塾では次の水準を一つの学習目標としています。
- 内申点は9教科合計37以上
- できれば38~40を安定して取る
- 入試当日は5教科360点以上
- 余裕を持って合格を目指すなら380点以上
ただし、これは川口市立高校が公表している合格最低点ではありません。
公立高校入試の合格ラインは、その年の問題難易度、倍率、受検者の内申点によって変わります。
内申37、当日点360点を取れば必ず合格できるという意味ではないため、あくまでも受験勉強を進めるうえでの目標として考えてください。
なお、本記事では、主に川口市立高校の普通科について解説します。
川口市立高校はどのような高校?
川口市立高校には、普通科、理数科、普通科スポーツ科学コースがあります。
普通科には、国公立大学や難関大学への現役合格を目指す特進クラスも設置されています。
川口市内では特に注目度が高く、例年多くの受検生が集まります。
そのため、「偏差値や内申点が目安に届いたから安心」という受験ではありません。
近い学力を持つ受検生同士で競うため、内申点と入試当日の得点力の両方をバランスよく準備する必要があります。
川口市立高校の選抜で使われる主な資料
川口市立高校の入試では、主に次の資料をもとに合否が判断されます。
- 国語・数学・社会・理科・英語の学力検査
- 中学校の通知表を得点化した調査書点
- 部活動や資格などの活動実績
- 面接など、年度ごとの選抜で定められた資料
特に普通科では、学力検査の得点が重要です。
川口市立高校を目指す場合は、内申点だけに頼るのではなく、入試本番で安定して点数を取れる学力を身につけなければなりません。
また、数学と英語では難度の高い問題に対応する力も求められます。
最新の配点や面接の実施方法については、受検年度の募集要項・選抜基準を必ず確認してください。
川口市立高校の内申点はどう計算される?
川口市立高校では、中学1年生から中学3年生までの通知表が選抜に使用されます。
学年間の比率は、過去の選抜では次のように設定されています。
中学1年生:中学2年生:中学3年生=1:1:2
9教科の評定は、各学年45点満点です。
そのため、内申の基本点は次のように計算されます。
1年生の内申+2年生の内申+3年生の内申×2
3年生の成績は2倍されますが、1・2年生の成績も正式に合否判断へ使われます。
「受験生になってから頑張ればよい」という考え方では、過去の内申不足を補えない可能性があります。
中学1年生から内申が重要な理由

※画像内の配点や目安は、作成当時の選抜基準をもとにした参考情報です。記事公開時には、最新の募集要項と異なる可能性がある旨を画像付近に記載してください。
画像では、内申点が異なる2人の生徒を比較しています。
内申が残念なA君
- 1年生:29
- 2年生:32
- 3年生:36
学年間比率を1:1:2として計算すると、基本点は次のとおりです。
29+32+36×2=133点
内申が優秀なB君
- 1年生:38
- 2年生:35
- 3年生:39
基本点は次のとおりです。
38+35+39×2=151点
2人の間には、基本点で18点の差があります。
この差を入試当日の学力検査で取り返すには、A君がB君よりも高い点数を取らなければなりません。
同程度の学力を持つ受検生が集まる川口市立高校の入試で、十数点から数十点の差を本番だけで埋めるのは簡単ではありません。
だからこそ、川口市立高校の受験は、中学3年生になってから始まるのではなく、中学1年生の最初の定期テストから始まっていると考える必要があります。
川口市立高校を目指す内申点の目安
川口市立高校は、合格に必要な内申点を公表していません。
そのため、内申点の目安は、倍率、模試の結果、過去の受検生の状況などを踏まえて判断する必要があります。
こだわり塾では、川口市立高校普通科を目指す場合、次の水準を一つの目標としています。
| 9教科の内申点 | 受験に向けた考え方 |
|---|---|
| 40以上 | 内申面では比較的優位に進めやすい |
| 38~39 | 川口市立高校を目指すうえで確保したい水準 |
| 37 | 一つの目安だが、十分な当日点も必要 |
| 35~36 | 当日点で不足分を補う必要がある |
| 34以下 | 早急な内申改善と高い当日点が必要 |
特に注意したいのが、「オール4なら36だから十分」と考えてしまうことです。
オール4は決して低い成績ではありません。
しかし、川口市立高校の人気や競争を考えると、内申36だけで余裕があるとはいえません。
得意教科では評定5を取り、苦手教科でも評定3をできるだけ避けることが重要です。
内申点を上げるには定期テストだけでは不十分

通知表の評定は、定期テストの点数だけで決まるものではありません。
中学校では、次のような取り組みも評価されます。
- 学校ワークやレポートの提出
- 授業中の取り組み
- 小テスト
- 発表や実技
- 振り返りシート
- ノートやプリント
- 実技教科の作品や課題
定期テストで高得点を取っていても、提出物を期限内に出していなければ、評定5や4を取りにくくなる可能性があります。
反対に、テストの点数が少し足りなくても、授業への取り組みや提出物を改善することで評価が上がることもあります。
川口市立高校を目指す生徒は、テスト前だけ勉強するのではなく、普段の学校生活から内申対策を行いましょう。
提出物は期限を守る
学校ワークやレポートは、期限内に提出することが大前提です。
空欄を埋めるだけでなく、丸付けや間違い直しまで行いましょう。
授業中の取り組みを見直す
先生の説明を聞く、必要な内容をノートに書く、課題へ真剣に取り組むなど、日頃の姿勢も重要です。
実技教科も軽視しない
内申点は9教科で計算されます。
国語・数学・英語・理科・社会だけでなく、音楽、美術、保健体育、技術・家庭でも評定を確保する必要があります。
実技教科の評定を上げることが、内申点全体を改善する近道になる場合もあります。
川口市立高校の当日点は何点必要?
川口市立高校は、公式の合格最低点を公表していません。
合格に必要な当日点は、本人の内申点、年度ごとの倍率、入試問題の難易度によって変わります。
そのうえで、こだわり塾では普通科の目標を次のように設定しています。
まず目指したい点数
5教科合計360点以上
1教科平均にすると72点です。
余裕を持って目指したい点数
5教科合計380点以上
1教科平均にすると76点です。
内申点が不足している場合
内申点が35前後の場合は、400点近くを取れる力を身につけたいところです。
ただし、実際の合格可能性は、受検年度の倍率や問題難易度によって変動します。
内申点が高いから当日点が低くてもよい、内申点が低いから必ず400点必要、という単純なものではありません。
模試の結果や過去問の得点を確認しながら、個別に目標点を設定する必要があります。
数学・英語の対策が合否を分ける
川口市立高校を目指す場合、特に数学と英語の対策が重要です。
難度の高い問題では、単に公式や文法を覚えているだけでは対応できません。
数学で必要な力
- 正確な計算力
- 関数と図形を組み合わせた問題への対応力
- 証明問題を記述する力
- 問題文から条件を整理する力
- 時間内に解く問題を判断する力
数学では、難しい問題に時間をかけすぎて、取るべき基本問題を落とす生徒が少なくありません。
過去問演習では、問題を解く力だけでなく、時間配分や問題選択の練習も行いましょう。
英語で必要な力
- 中学校範囲の単語と文法
- 長文を速く正確に読む力
- 英作文
- 会話文や資料の読み取り
- 設問の条件に合わせて答える力
英語は、中学3年生になってから単語をまとめて覚えようとしても間に合いません。
中学1・2年生の段階から、教科書本文の音読、単語の書き取り、基本文の英作文を継続することが重要です。
国語・理科・社会を得点源にする
数学と英語の難度が高い場合、国語・理科・社会で安定して点数を取ることが合格につながります。
国語
- 漢字や語句で失点しない
- 説明文と小説の根拠を本文から探す
- 記述問題を空欄にしない
- 古文の基本知識を身につける
- 時間配分を意識する
理科
- 基本用語を正確に覚える
- 実験の目的・結果・考察を理解する
- 計算問題を繰り返す
- グラフや表の読み取りに慣れる
- 中学1・2年生の苦手単元を残さない
社会
- 地理・歴史・公民の重要語句を覚える
- 地図、統計、年表を読み取る
- 出来事の原因と結果を説明する
- 記述問題に対応する
- 定期的に既習範囲を復習する
数学や英語だけに学習時間を偏らせず、5教科全体の合計点を伸ばす計画を立てましょう。
川口市立高校へ合格するための学年別対策
中学1年生
中学1年生は、入試問題を解くことよりも、定期テストと提出物を通じて内申点を確保することが優先です。
- 英語と数学を苦手にしない
- 定期テストは3週間前から準備する
- 学校ワークを2周以上解く
- 提出期限を必ず守る
- 9教科合計37以上を目標にする
- 毎日の学習習慣をつくる
最初の定期テストで勉強習慣をつくれるかどうかが、その後の3年間を大きく左右します。
中学2年生
中学2年生では、1年生の復習と入試基礎を並行して進めます。
- 1年生範囲の英語・数学を復習する
- 模試で現在の学力を確認する
- 理科・社会の苦手単元を残さない
- 英検や漢検にも計画的に取り組む
- 定期テストごとに内申点を確認する
- 志望校に必要な偏差値との差を把握する
中学2年生の終わりまでに、英語・数学の基本問題を安定して解ける状態にしておきましょう。
中学3年生
中学3年生は、内申対策と入試対策を同時に進めます。
- 1学期の定期テストで内申を上げる
- 夏休みまでに中学1・2年生範囲を復習する
- 秋から難度の高い問題へ取り組む
- 模試の結果から科目別の得点目標を決める
- 過去問は時間を測って解く
- 面接がある年度は面接対策も行う
過去問を解く際は、合計点だけを確認するのではなく、どの単元で失点したかを分析することが大切です。
川口市立高校を目指す生徒によくある失敗
中学3年生から内申対策を始める
3年生の内申は重く扱われますが、1・2年生の成績も使用されます。
過去の内申点は後から変えられないため、早く始めた生徒ほど有利です。
定期テストの点数だけを見ている
内申点を上げるには、提出物や授業への取り組みも重要です。
テストの点数だけでなく、通知表の各観点や評価を確認しましょう。
数学と英語ばかり勉強する
数学・英語の対策を意識するあまり、国語・理科・社会を後回しにする生徒がいます。
数学と英語が難しいからこそ、国語・理科・社会を安定した得点源にする必要があります。
過去問を解いて終わりにする
過去問は、点数を確認するためだけの教材ではありません。
間違えた原因を単元別に整理し、基礎教材へ戻って解き直すことで初めて得点力が上がります。
模試の偏差値だけで安心する
模試で一度よい判定が出ても、本番まで合格が保証されるわけではありません。
複数回の結果を見て、安定して目標偏差値や得点を取れているか確認しましょう。
川口市立高校に合格するためのポイントまとめ
川口市立高校普通科を目指すうえで、特に重要なのは次の5点です。
- 中学1年生から内申点を意識する
- 9教科合計37以上、できれば38~40を目指す
- 入試当日は360点以上、余裕を持つなら380点以上を目指す
- 数学・英語の難度が高い問題に対応する
- 国語・理科・社会を安定した得点源にする
川口市立高校は人気が高く、内申点だけ、当日点だけで合格できる学校ではありません。
定期テスト、提出物、基礎学力、応用問題対策を、学年ごとに計画的に積み重ねることが合格への近道です。
川口市立高校の受験対策なら、こだわり塾へ
川口市・川口元郷の個別指導塾「こだわり塾」では、川口市立高校を目指す中学生に対して、一人ひとりの内申点と学力に合わせた受験対策を行っています。
- 領家中・南中などの定期テスト対策
- 合格点との差から逆算した過去問対策
- 公立中高一貫校受検における適性検査対策
すべて対応可能です。
- 「現在の内申点で川口市立高校を目指せるのか知りたい」
- 「当日点を何点伸ばせばよいのか分からない」
- 「受験勉強の進め方が分からない」
という方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
川口市立高校の内申点は37あれば合格できますか?
内申37は一つの目安ですが、合格を保証する数値ではありません。
倍率が高い年や当日点が低い場合は、不合格になる可能性があります。
できれば38~40を目指し、当日点も十分に取れるよう準備しましょう。
川口市立高校の合格最低点は公表されていますか?
公式の合格最低点は公表されていません。
その年の倍率、受検者の内申点、入試問題の難易度によって合格ラインは変わります。
内申点が低くても当日点で逆転できますか?
学力検査の比重が大きい選抜では、当日点で補える可能性があります。
ただし、内申差を埋めるには高い得点が必要です。
内申対策を諦めず、入試得点力も並行して伸ばしましょう。
川口市立高校は数学と英語が難しいですか?
数学と英語では、通常の基本問題だけでなく、思考力や処理力を求める問題への対応が必要です。
中学3年生では、基礎を完成させたうえで、応用問題や過去問演習に取り組みましょう。
川口市立高校の受験勉強はいつから始めるべきですか?
内申点を考えると、中学1年生から始まっていると考えるべきです。
本格的な入試問題演習は中学3年生からでも、定期テスト対策と基礎固めは1・2年生から取り組みましょう。
